この記事では、「認知」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「認知」の正しい読み方は「にんち」と「にんし」どちら
「認知」は「にんち」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「認」の音読みは「にん・じん」、訓読みは「みと(める)・したた(める)」、「知」の音読みは「ち」、訓読みは「し(る)・し(らせる)」です。
「認知」と表記する場合「にんし」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「認知」の正しい読み方は「にんち」です。
「にんし」とは読みません。
「認知」の意味
「認知」は「ある事柄をはっきりと理解して受け入れること」「法律用語で、婚姻関係のない男女の間に生まれた子供について、父または母が自分の子であるとして法律上の親子関係を成立させること」「心理学用語で、人の脳における知的活動の総称」になります。
「認」は「ものごとをそれと見きわめる」「そうと見定めて承知する」という意味、「知」は「ものごとの本質を感じ取る」「教わって分かる」という意味、「認知」で「ものごとの本質をそうと見定めて承知すること」になります。
「認知」の言葉の使い方や使われ方
「認知」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『失敗の原因をしっかりと認知する』
・『祖母は80歳を過ぎた頃から認知症の症状が出始めた』
・『浮気相手から子供を認知して欲しいと言われる』
まとめ
今回は「認知」の読み方について紹介しました。
「認知」の正しい読み方は「にんち」で、「にんし」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。