この記事では、「誠心」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「誠心」の正しい読み方は「せいしん」と「まことこころ」どちら
誠心の漢字表記を目にした人の中には思わず、まことこころと読んでしまう人がいるものです。
確かに誠の漢字には、まことという読みがあるし、後ろの心の漢字も、こころという読みはあります。
そのためそれら2つの漢字の読みを繋げて、誠心を、まことこころと読んでしまうのです。
所が誠心の漢字を、まことこころと読むのは誤りで、せいしんと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
誠心は、せいしんと読むのが正解な言葉です。
というのも誠の漢字は、まこと以外にも、誠意といった言葉の様に、せいという読みがある上に、心の漢字も、こころの他に、心臓という言葉を見れば分かる様に、しんという読みを持っています。
以上の事から、誠の漢字のせい読みと、心の漢字のしん読みとを合体させて、誠心は、せいしんと読む事が出来るのです。
「誠心」の意味
誠心は、嘘偽りがない事や本当の事といった意味がある誠の漢字に、こころや精神等の意味を有する心の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ誠心は、偽りのない心や真心といった意味を表すのです。
「誠心」の言葉の使い方や使われ方
・『お客様には誠心誠意、謝罪したつもりですが許しては貰えませんでした』
・『会社に対する彼の忠誠心は揺るぎないものがあります』
・『彼女に誠心誠意尽くしたのですが、振られてしまいました』
まとめ
誠の漢字には、まことという読みがあるし、心の漢字には、こころという読みが存在します。
ですがその2つの漢字の読みを合わせて、誠心を、まことこころと読むのは間違いです。
誠心の漢字は、まことこころではなく、せいしんと読むべき言葉となっています。
更にそんな誠心は、嘘偽りのない心といった意味を示す際に、用いられる言葉です。