この記事では、「調律」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「調律」の正しい読み方は「ちょうりつ」と「しらりつ」どちら
調律という漢字表記を目にした人の中には思わず、しらりつと読んでしまう人もいるものです。
確かに調の漢字には、調べるという言葉の様に、しらという読みがあるし、律の漢字にも、法律という言葉を見れば分かる様に、りつという読みがあります。
そのためそれら2つの漢字の読みを合体させ、調律を、しらりつと読んでしまう事は理解出来なくもありません。
所が残念ながら、調律の漢字を、しらりつと読むのは誤りで、ちょうりつと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
調律は、ちょうりつと読むのが正解な言葉です。
というのも調の漢字は、しらという読み以外にも、調子という言葉を見れば分かる様に、ちょうという読みがある上に、後ろの律の漢字は普通に、りつと読む事が出来ます。
以上の事から調律は、調の漢字のちょう読みと、律の漢字のりつ読みを組み合わせる事で、ちょうりつと読む事が可能です。
「調律」の意味
調律は、釣り合いを取るといった意味を持つ調の漢字に、おんりつといった意味を有する律の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ調律は、楽器の音高を、とある音律に合う様に整える事を表すのです。
「調律」の言葉の使い方や使われ方
・『彼はピアノの調律師になるという目標を持っています』
・『このピアノは音の狂いが生じているの、調律すべきです』
・『私は調律師という仕事に就いています』
まとめ
調の漢字には、しらという読みがあるし、律の漢字にも、りつという読みは存在します。
ですがその2つの漢字の読みを合わせて、調律を、しらりつと読むのは間違いです。
調律は、しらりつではなく、ちょうりつと読むべき言葉となっています。
更にそんな調律は、ピアノ等の楽器の音律を整えるといった意味の言葉として用いられているのです。
