この記事では、「論点」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「論点」の正しい読み方は「ろんてん」と「ろんちょう」どちら
「論点」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「論」の漢字の音読みは「ロン」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが、「あげつら(う)・と(く)」です。
また、「点」の漢字の音読みは「テン」で、訓読みは、こちらも常用漢字外の読み方ですが「つけ(る)・とぼ(る)・とも(る)・た(てる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ろんてん」と読めることが分かります。
しかし、「点」の漢字には「ちょう」との読みがないことから、「ろんちょう」と読むのは間違いだろうと推察されます。
さて、「論点」の正しい読み方は「ろんてん」と「ろんちょう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「論点」の正しい読み方は「ろんてん」で、「ろんちょう」と読むのは、先に推察した通り間違いです。
「点」に似た漢字で「ちょう」の読みの漢字は見当たらず、なぜ「論点」を間違えて「ろんちょう」と読むことがあるのかは、分かりません。
「論点」の意味
「論点」とは「議論の中心となる問題点のこと」を意味する言葉です。
「論点」の言葉の使い方や使われ方
・『議論をしていると、次第にエキサイトして、いつの間にか論点がずれてしまいました』
・『裁判をスムーズに進めるために、公判の前に、検察側と弁護側で論点整理が行われることがあります』
まとめ
「論点」の正しい読み方は「ろんてん」で、「ろんちょう」と読むのは、先に推察した通り間違いです。
また、この「論点」とは「議論の中心となる問題点のこと」を意味する言葉です。
