「諸行」の読み方と意味とは?「しょぎょう」と「しょいき」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「諸行」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「諸行」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「諸行」の正しい読み方は「しょぎょう」と「しょいき」どちら

「諸行」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。

「諸」の漢字の音読みは「ショ」で、訓読みは「もろ・もろもろ」です。

また、「行」の漢字の音読みは「コウ・ギョウ・アン」で、訓読みは「い(く)・ゆ(く)・ おこな(う)」です。

ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「しょぎょう」と読めることが分かります。

また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「しょいき」と読める可能性があるようにも思えます。

さて、「諸行」の正しい読み方は「しょぎょう」「しょいき」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「諸行」の正しい読み方は「しょぎょう」で、「しょいき」と読むのは間違いです。

ここでは少し特殊な重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が、正しいことになります。

「諸行」の意味

「諸行」とは、「 因縁が結合することで作られる、この世の一切の事物や現象のこと」及び「悟りに至るまでの全ての善行のこと」を意味する仏教用語です。

「諸行」の言葉の使い方や使われ方

・『平家物語に出て来る諸行無常の言葉は、余りにも有名な言葉と言えます』
・『あれだけ流行っていたカフェが、しばらくぶりに出かけると、閉店していました。こんなところにも諸行無常を感じます』

まとめ

「諸行」の正しい読み方は「しょぎょう」で、「しょいき」と読むのは間違いです。

また、この「諸行」とは、「 因縁が結合することで作られる、この世の一切の事物や現象のこと」及び「悟りに至るまでの全ての善行のこと」を意味する仏教用語です。

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