この記事では、「警視」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「警視」の正しい読み方は「けいし」と「きょうし」どちら
「警」は訓読みでは「警(いまし)める」と読み、音読みでは「けい」や「きょう」と読む漢字です。
そして、「視」は訓読みでは「視(み)る」と読み、音読みでは「し」と読む漢字です。
「警視」の場合、「警」と「視」それぞれに音読みを当て、「けいし」と読むのが正解になります。
同じ音読みでも「きょうし」と読むと誤用になるので注意しましょう。
正しい読み方の結論
「警視」の正しい読み方は「けいし」になります。
「警視」の意味
「警視」とは、「日本の警察官の階級の1つ」を意味する言葉です。
警察法第62条に規定されており、警部の上で警視正の下、上から5番目に位置する警察の階級になります。
「警視」を含める熟語の例には以下があります。
・「警視庁(けいしちょう)」
東京都を管轄区域に持つ警察行政の官庁。
・「警視総監(けいしそうかん)」
警視庁の長官。
・「警視監(けいしかん)」
警察官の階級の1つであり、上から2番目の階級。
・「警視長(けいしちょう)」
警察官の階級の1つであり、上から3番目の階級。
「警」という漢字には「注意する」や「いましめる」などの意味のほか、「警察の略」という意味も含まれています。
そして、「視」は「見る」や「みなす」などの意味が含まれる漢字です。
「警視」の言葉の使い方や使われ方
・『彼の父親は昇任して警視となった』
・『警視の主人公の活躍を描いたドラマがヒットしている』
まとめ
・「警視」の正しい読み方は「けいし」になります。
・「警視」とは、「日本の警察官の階級の1つであり、上から5番目の階級」を意味する言葉です。