予算関連の話題で登場するのが「財源」という言葉です。
この言葉は具体的に何を意味し読み方は何が正しいのでしょうか。
今回は、「財源」の正しい読み方と意味について解説します。
「財源」の正しい読み方は「ざいげん」と「ざいみなもと」どちら
「財源」の読み方を漢字の読みを当てはめて考えると「ざいげん」と「ざいみなもと」が浮かびます。
「ざいげん」と「ざいみなもと」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「財源」の正しい読み方は「ざいげん」です。
「財」は「財宝」【ざいほう】「家財」【かざい】など「ざい」と読みます。
「源」は「厳選」【げんせん】「資源」【しげん】など「げん」と読むほか、1字で「源」【みなもと】と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ざいげん」と「ざいみなもと」のうち「財源」の正しい読み方は「ざいげん」です。
「財源」の意味
「財源」とは、「収入を生み出す大元」もしくは「予算の出所」を意味する言葉です。
「財源」の「財」は価値のあるものを表し、特に金銭を指します。
「源」は水の湧くところを表す言葉でしたが、現在は水に限らず「物事が生み出される大元」という意味で使います。
「財源」は儲けのもとになる商売や利益を生み出す産業など「価値を算出する仕組み」の意味でも使いますが、一般的には予算の裏付けとなるお金など「支出を賄う収入」という意味で使われている言葉です。
「財源」の言葉の使い方や使われ方
・『消費税を財源にする』
・『自動車税は道路整備の財源として活用されている』
・『税金は予算の財源ではない』
まとめ
「財源」の読み方は「ざいげん」で「ざいみなもと」と読むのは誤りです。
予算に関する重要な言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。