この記事では、「貴施設」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「貴施設」の正しい読み方は「きしせつ」と「あしせつ」どちら
「貴施設」の読み方として想定できるものに、「きしせつ」と「あしせつ」があります。
「きしせつ」と「あしせつ」の二つの読み方のうち、「貴施設」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「貴施設」の正しい読み方の結論は、「きしせつ」が正しい読み方になります。
「貴施設」の敬語表現で使われている「貴」という漢字の訓読みは「とうとい・たっとい」で、音読みは「キ」です。
「貴」の漢字の音読みに「ア」という読み方はありません。
そのため、「貴施設」を「あしせつ」と読むのは、明らかな読み間違えとなります。
「貴施設」の意味
「貴施設」の意味は、「利潤目的の会社ではない施設に対する敬称」を意味しています。
一般的な株式会社などに対する敬称は口頭の話し言葉であれば「御社(おんしゃ)」、文章の書き言葉であれば「貴社(きしゃ)」ですが、高齢者や乳幼児・子供の福祉施設などに対する敬称には決まった呼び方はありません。
そのため、「貴施設・貴所」などの敬語表現が使われているのです。
「貴施設」の言葉の使い方や使われ方
「貴施設」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『貴施設に入所を希望されている高齢者の方がいますので、一度そちらに見学に伺いたいと考えております』
・『貴施設が三十年以上にわたって地域の障害者福祉に貢献してきたことを表象いたします』
・『貴施設におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます』
まとめ
この記事では、「貴施設」の正しい読み方「きしせつ」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「貴施設」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。
