この記事では、「賛否」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「賛否」の正しい読み方は「さんぴ」と「さんい」どちら
普段あまり書くことがない漢字は、読み方がわからないことがあります。
では、「賛否」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「さんぴ」です。
「賛」は音読みで「サン」と読みます。
音訓表にはのっていませんが、訓読みで「たすける」「ほめる」「たたえる」とも読みます。
小学校5年生で習う漢字です。
「否」は音読みで「ヒ」、訓読みで「いな」と読みます。
音訓表にはのっていませんが、訓読みで「いや」「わるい」とも読みます。
小学校6年生で習う漢字です。
「否」を「いや」「いな」と読めるので、「賛否」を「さんい」と読みたくなりますが、そのような読み方はしません。
「さんい」と読む漢字には、「三位」「産衣」などがあります。
「賛否」の意味
賛成することと賛成しないことという意味です。
人の意見や行動などを認めて同意するのか、認めないのかという意味になります。
「賛」は同意する、「否」は同意しないという意味を持つ漢字です。
たとえば、カレーにソースをかけてもよいと認める人と、カレーにはソースをかけるのは認めないという人がいたとします。
これは「賛否両論」といいます。
賛成することだけを意味していたり、反対することだけを意味していたりするのではありません。
賛成と反対のことをいいます。
「賛否」の言葉の使い方や使われ方
・『賛否がわかれる』
まとめ
この言葉は「賛否」と読むのが正しい読み方です。
賛成と反対という意味を持っています。
「賛否両論」などの形で使われることが多いです。