「贔屓」の読み方と意味とは?「ひいき」と「みじん」の正しい読み方について詳しく解釈

「贔屓」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「贔屓」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「贔屓」の正しい読み方は「ひいき」と「みじん」どちら

「贔屓」は、元々は、「ひき」という言葉で長音という読み方をすることで「ひいき」という読みに変化した言葉です。

よって、「贔屓」の読みは、「贔屓」で、「みじん」とは読みません。

正しい読み方の結論

「贔屓の正しい読みですが、「贔」という文字はもともと、は「ひ」と読んでいて長音という発声法から音を伸ばして伝える手法を用いて「ひい」という読みも持つ音読みになるので、この言葉は、音読みで「贔屓」という漢字を合わせると「ひいき」となります。

なお、「屓」という文字は実は音読みで「ひいき」と読み、「贔屓」とは異なる意味になる漢字です。

「贔屓」の意味

「贔屓」の意味は、自分の気に入る者にたいして肩入れして優遇をすることです。

これをさらに肩入れを強くして、明らかに助力していると周囲に見せつける行為を「依怙贔屓」と言います。

こちらはさらにひどい肩入れの方法になるので、差別的であるという意味を現すこともあります。

「贔屓」の言葉の使い方や使われ方

・『贔屓していたお店が潰れた』
・『マスメディアが贔屓して宣伝しても大してお客が入らないお店だ』

まとめ

「贔屓」については、「贔」という文字が音読みでしか読めず、かつ、「ひ」としか読めないので2つの文字の音読み動詞を合わせて「ひき」と呼んでました。

しかし、「ひき」は、長音という読み方で後に「ひいき」という読みになったので現在の読みは「ひき」ではなく、「ひいき」です。

なお、「贔屓」は肩入れして対象を優遇することで、「屓」という言葉だけでも「ひいき」という言葉になりますがこちらの「ひいき」は、力を出すことのみを意味し、相手に肩入れをしないので「贔」という漢字が合わさることで、相手に肩入れする力を発揮するという流れになります。

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