「越冬」の読み方と意味とは?「えっとう」と「こすふゆ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「越冬」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「越冬」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「越冬」の正しい読み方は「えっとう」と「こすふゆ」どちら

「越」という漢字は訓読みでは「越(こ)える」、音読みでは「えつ」と読みます。

そして、「冬」という漢字は訓読みでは「ふゆ」、音読みでは「とう」と読みます。

「越冬」の場合、訓読みの「こすふゆ」ではなく、音読みの「えっとう」と読むのが正しい読み方です。

正しい読み方の結論

「越冬」は正しくは「えっとう」と読みます。

「越冬」の意味

「越冬」とは、「季節の変化がある地域において、生物が各々の方法で冬を越すこと」を意味する言葉です。

そこから転じて、極寒地域に滞在する場合や被災して住居が失われてしまった非常事態下で人間が冬を越すことを指して「越冬」という表現が用いられるケースもあるようです。

昆虫には幼虫の状態で冬を過ごす「幼虫越冬」や、逆に成虫の状態で冬を過ごす「成虫越冬」、蝶のように蛹の状態で越冬する種や卵の状態で越冬する種など様々な方法で冬を過ごすものがいます。

クマなど、動物では活動を行わずに冬を過ごす「冬眠」の習性を持つものがおり、植物では種子や球根など養分を蓄えた一部分のみを残して冬を越す種がいます。

「越冬」の言葉の使い方や使われ方

・『近年、越冬のためのエサを確保できなかったクマが人の前に出没することが増えてきている』
・『そのドキュメンタリー動画では、南極の地で越冬する過酷な場面が収められていた』

まとめ

「越冬」は正しくは「えっとう」と読みます。

「越冬」とは、「季節の変化がある地域において、生物が各々の方法で冬を越すこと」を意味する言葉です。

転じて、極寒地域や非常事態下で人間が冬を越す場合を指して「越冬」が使われることもあります。

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