この記事では、「遠浅」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「遠浅」の正しい読み方は「とおあさ」と「とおえん」どちら
「遠浅」の読み方として想定できるものに、「とおあさ」と「とおえん」があります。
「とおあさ」と「とおえん」の二つの読み方のうち、「遠浅」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「遠浅」の正しい読み方の結論は、「とおあさ」が正しい読み方になります。
「遠浅」という漢熟語を訓読みすると、「とおい(遠い)」と「あさい(浅い)」から「とおあさ」という読み方になります。
この「遠浅」の「浅」という漢字の訓読みは「あさ・い」、音読みは「せん」です。
そのため、「遠浅」を「とおえん」と読むのは明らかな誤読となります。
「遠浅」の意味
「遠浅」の意味は、「海・湖などにおいてかなり沖合いの場所まで水深が浅いこと」を意味しています。
「遠浅」という言葉には、「海や湖のかなり遠い場所まで浅いさま」の意味合いがあります。
現代ではほぼ使われない意味ですが、「遠浅」の古語の意味として「ベタベタとしないあっさりとした交際の仕方」もあります。
「遠浅」の言葉の使い方や使われ方
「遠浅」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『森林の中に広がっている湖は深くて危険に見えますが、遠浅の湖なので岸に近ければ安全です』
・『遠浅の海域だと思って甘く見ていたら、離岸流に流されて危うく溺れかけるところでした』
・『古語では私生活に深く踏み込まないあっさりとした気持ちの良い付き合いを遠浅と呼びました』
まとめ
この記事では、「遠浅」の正しい読み方「とおあさ」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「遠浅」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。
