この記事では、「軽視」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「軽視」の正しい読み方は「けいし」と「かるし」どちら
「軽視できない」などの言い回しで目にすることの多い「軽視」は「けいし」と「かるし」のどちらが正しい読み方になるのでしょうか。
正しい読み方の結論
「軽視」の正しい読み方は「けいし」です。
漢字の「軽」は音読みで「ケイ」、訓読みで「かる(い)」と読みますが、「軽視」は音読みの「ケイ」を用いるので「かるし」と読むことはありません。
「軽視」の意味
「軽視」の意味は「物事を軽く見て大切に扱わおうとしないこと」です。
漢字の「軽」は「重さがかるい」「程度が少ない」「見下す」などの意味を持ち、「視」は「目で見る」という意味を持つほか「判断する」という意味も持っています。
このことから、これらを組み合わせた「軽視」は「事態を重く見ず、大したことがないとみなす」といったニュアンスを含むことがうかがえます。
「軽視」の類語は「ないがしろ」「軽んじる」です。
また対義語は「重要なものとして大切に扱うこと」を意味する「重視」になります。
「ないがしろ」は「ないもののように軽く扱う」、「軽んじる」は「価値があるものとして扱わないこと」で、「軽視」と同様に良い意味は持ちません。
「軽視」の言葉の使い方や使われ方
・『家計が苦しく10円の値上げすら軽視できない』
・『貴重な少数意見を軽視するのは良くない』
・『軽視されがちな雑務をしっかりこなす』
まとめ
「軽視」は「物事を軽く見て、大切に扱おうとしないこと」で「けいし」と読みます。
さまざまな場面で口にすることの多い言葉なので「かるし」と読み間違えないようにしましょう。