この記事では、「辛い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「辛い」の正しい読み方は「つらい」と「からい」どちら
「辛い」には2つの読み方があります。
「つらい」と読む場合、常用漢字表にない訓読みになります。
訓読みとは、漢字の持つ意味をあてはめた読み方dせう。
「からい」と読む場合、常用漢字表に記載されている訓読みなります。
正しい読み方の結論
「辛い」には「つらい」「からい」の2つの読み方があり、読み方により意味が違ってきます。
「辛い」の意味
「辛い」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「つらい」と読む場合、「身を突き刺すくらいに苦しい様子」「無情な様子」という意味です。
「からい」と読む場合、「ひりひりと舌を刺激する様な味がすること」という意味です。
「辛い」は元々「痛い」という意味で使われていました。
味がからいものを食べると、下がびりびりと痛くなることから「辛い」と同じ感じが使われるようになりました。
「からい」の語源は2つあります。
1つ目は古語の「気いらし(けいらし)」という言葉で、「気分がいらいらする」という意味です。
2つ目は「枯らす」という言葉で、「ひからびさせる」という意味です。
「辛い」の言葉の使い方や使われ方
「辛い」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『仕事で大きなミスをして会社に行くのが辛い(つらい)』
・『失恋したばかりで、笑顔でいるのが辛い(つらい)』
・『このカレーは思った以上に辛い(からい)』
まとめ
今回は「辛い」の読み方について紹介しました。
「辛い」は「つらい」も「からい」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。