この記事では、「追従」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「追従」の正しい読み方は「ついしょう」と「ついじゅう」どちら
「追従」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている漢字の個別の読みを確認します。
「追」の漢字の音読みは「ツイ」で、訓読みは「お(う)」です。
また、「従」漢字の音読みは「ジュウ・ショウ」で、訓読みは「したが(う)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ついしょう」と「ついじゅう」の、どちらの読み方も可能なことが分かります。
さて、「追従」の正しい読み方は「ついしょう」と「ついじゅう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「追従」の読み方は、いずれも正しいと言えます。
ただし、読み方によって、後に説明しますが、その意味が違って来るので注意が必要です。
「追従」の意味
「追従」を「ついしょう」と読む場合の意味は、「こびへつらうこと」です。
また、「追従」を「ついじゅう」と読む場合の意味は「ついて行くことや、従うこと」です。
一般的には「追従」は、「ついじゅう」との読みと、その意味で使われることが多く、「ついしょう」との読みと、その意味で使われることは比較的少ないと言えます。
「追従」の言葉の使い方や使われ方
・『彼はオピニオンリーダーで、彼が発言すると多くの人は、それに追従することが多いと言えます』
・『この会社は、いわゆるワンマン経営の会社で、社員の多くは社長に追従しています』
まとめ
「追従」の読み方は、「ついしょう」と「ついじゅう」の、どちらも正しいと言えます。
「追従」を「ついしょう」と読む場合の意味は、「こびへつらうこと」です。
また、「追従」を「ついじゅう」と読む場合の意味は「ついて行くことや、従うこと」です。
読み方によって、少し意味が違って来るので注意が必要です。