この記事では、「追悼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「追悼」の正しい読み方は「ついたく」と「ついとう」どちら
「追悼」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている漢字の個別の読みを確認します。
「追」の漢字の音読みは「ツイ」で、訓読みは「お(う)」です。
また「悼」の漢字の音読みは「トウ」で、訓読みは「いた(む)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げると、「追悼」は「ついとう」と読めます。
しかし、「悼」の漢字に「たく」との読み方がないことから、「ついたく」とは読めそうにないことが分かります。
さて、「追悼」の正しい読み方は「ついたく」と「ついとう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「追悼」の正しい読み方は、「ついとう」で、「ついたく」と読むのは、先に分析した通り、明らかに間違いです。
「追悼」を「ついたく」と読み間違える理由としては、「悼」の漢字を、音読みが「たく」の、似た漢字の「卓」と混同しているためだと思われます。
「追悼」の意味
「追悼」とは、「死を悼み、悲しむこと」を意味する言葉です。
「追悼」の言葉の使い方や使われ方
・『亡くなった創業社長の追悼式が、盛大かつ厳粛に執り行われました』
・『死者を追悼する気持ちは、葬式の格式等には関係ないと言えます』
・『最近では、有名人でも葬儀は家族葬とし、後日追悼式やお別れの会として一般の参列機会を持つ形式が取られることが増えています』
まとめ
「追悼」の正しい読み方は、「ついとう」で、「ついたく」と読むのは、先に分析した通り、明らかに間違いです。
また、この「追悼」とは、「死を悼み、悲しむこと」を意味する言葉です。