「追証」の読み方と意味とは?「ついしょう」と「おいしょう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「追証」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「追証」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「追証」の正しい読み方は「ついしょう」と「おいしょう」どちら

「追」という漢字は訓読みでは「追(お)う」、音読みでは「つい」と読みます。

そして、「証」という漢字は訓読みでは「証(あかし)」、音読みでは「しょう」と読みます。

「追証」の場合、用いられる読み方は「湯桶(ゆとう)読み」です。

「湯桶読み」とは「湯桶(ゆとう)」(=湯は訓読み、桶は音読み)、「夕飯(ゆうはん)」(=夕は訓読み、飯は音読み)のように1つ目の漢字を訓読み、2つ目の漢字を音読みで読む読み方になります。

したがって、「追証」「おいしょう」と読むのが正しいです。

正しい読み方の結論

「追証」は正しくは「おいしょう」と読みます。

「追証」の意味

「追証」とは、「追加保証金」の略語であり、「金融商品を取り扱っている会社へ預けている保証金を追加で入金しなければならない状態のこと」を意味します。

株の信用トレードやFXトレードなどを行う場合、トレード会社に対して「委託保証金」「証拠金」を担保として預けなければいけません。

簡単な例として、トレード口座に100万円を入れて、30万円を担保にトレードをしているとします。

保有している金融商品にマイナス10万円損が発生すると、トレード口座の評価額は100万-(30万円+10万円)=60万円です。

ここからマイナスがさらに拡大していくにつれ、トレード口座の評価額も目減りしてしまいます。

そして、担保となる30万円を割り込んだ場合、足りない分の金額を追加入金して担保金を維持しなければなりません。

これが「追証」です。

「追証」の言葉の使い方や使われ方

・『保有している株があと数十パーセント値下がりした場合、追証になる可能性がある』
・『追証に対して、追加の保証金を用意することができなかったので強制決済となってしまった』

まとめ

「追証」は正しくは「おいしょう」と読みます。

「追証」とは、「追加保証金」の略語であり、「金融商品を取り扱っている会社へ預けている保証金を追加で入金しなければならない状態のこと」を意味します。

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