「退散」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「退散」の読み方とは? 読み方

この記事では、「退散」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「退散」の正しい読み方は「たいさん」

退は、撤退や退陣、退却といった言葉を見れば理解出来る様に、音読みでたいと読む事が可能な漢字です。

もう一方の散の漢字は、散歩とか解散、散乱等の言葉を目にすれば分かる通り、音読みでさんと読む事が出来ます。

そのため退のたい読みと、散のさん読みとを単純に組み合わせる事で退散は、たいさんと読むのが正しい読み方となっているのです。

「退散」の間違った読み方や間違いやすい読み方

散らすや散るといった言葉を見れば分かる様に散は訓読みで、ちと読まれる漢字となっています。

お陰で退の音読みであるたいと、散の訓読みであるちとを合体させる事で退散を、たいちと読んでしまう人も中には存在するものです。

所が退散をそんな風に、音読みと訓読みで合わせて読むのは間違いであるため、たいちという読み方はすべきではありません。

「退散」について説明

退散は、その場から逃げる事といった意味を表す言葉です。

具体的には、悪霊退散といった使い方をそれなりに見掛ける事が出来ます。

まとめ

退の漢字は音読みでたいと読めるし、散の漢字の方は訓読みでちと読む事が可能です。

なのでそれら2つの読みを繋げて退散を、たいちと読んでしまう人もいたりします。

ですが幾ら単体でそういった読み方が出来るとはいえ、退散の言葉に関しては音読みと訓読みとを合わせる読み方は間違いです。

後ろの散も音読みである、さんと読む事で退散は、たいさんと読むのが正解な言葉となっています。

更に退散は、立ち去って散らばるといった意味の言葉として用いられているのです。

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