この記事では、「逆撫で」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「逆撫で」の正しい読み方は「さかなで」と「ぎゃくなで」どちら
逆撫での文字表記を見て、ぎゃくなでという風に読んでしまう人もいたりするものです。
確かに逆の漢字には、ぎゃくという読みがあるし、後ろの撫の漢字も、なという読みが存在しています。
そのためそんな2つの漢字の読みと、最後の平仮名の、でを付け足して、逆撫でを、ぎゃくなでと読んでしまう事自体は理解出来なくもありません。
所が残念ながら逆撫でを、ぎゃくなでと読むのは間違いで、さかなでと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
逆撫では、さかなでと読むべき言葉です。
というのも逆の漢字は単独でも、さかと読む事が出来る上に、撫の漢字もそのまま、なと読む事が出来ます。
以上の事から、逆のさか読みと、撫でのな、平仮名のでをそれぞれ組み合わせて、逆撫では、さかなでと読む事が可能です。
「逆撫で」の意味
逆撫では、本来の方向とはぎゃくという意味がある逆の漢字に、なでるや手の平でさする等の意味を有する撫の漢字を付け足し、最後に平仮名のでを加える事で、成立した言葉となっています。
だからこそ逆撫では、相手の気分を害する様な言動をわざわざ取る事や、毛等が生えている方向と反対の方に撫でる事を表すのです。
「逆撫で」の言葉の使い方や使われ方
・『相手チームは負けた私達のチームの無念な気持ちを逆撫でする様な、挑発的な喜び方をしました』
・『彼は上手く行かずに落ち込んでいる彼女を、逆撫でする様な態度を取った事が喧嘩の原因です』
・『今度の総理は国民感情を、逆撫でする様な発言を繰り返しています』
まとめ
逆の漢字には、ぎゃくという読みがあるし、撫での文字も、なでと読む事が出来ます。
お陰で逆撫での文字を見て、ぎゃくなでと読んでしまう人もいますが、この読み方は誤りで、さかなでと読むのが正しい読み方です。
更にそんな逆撫では、わざと相手の気分が不快になる様な態度や言動を取るといった意味を示す言葉として、用いられています。