この記事では、「逞しい」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「逞しい」の正しい読み方は「いさましい」と「たくましい」どちら
逞しいという文字表記を目にした人の中には、いさましいと読んでしまう人がいるものです。
所が肝心の逞の漢字には、いさまという読み自体は存在していません。
なので逞しいを、いさましいと読む事は不可能であり、間違いとなっています。
逞しいは、たくましいと読むのが正しい読み方です。
正しい読み方の結論
逞しいは、たくましいと読むのが正解な言葉となっています。
というのも逞の漢字には単体でもそのまま、たくまという読みがあるので、その後に続く、しいの平仮名と組み合わせる事によって逞しいは、たくましいと読む事が出来るのです。
「逞しい」の意味
逞しいは、力が満ち溢れているや勢いがある、立派である等といった意味を持っている逞の漢字に、平仮名のしいを付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ逞しいは、身体が頑丈で強そうとか、意志が強くて挫けないといった意味を表すのです。
「逞しい」の言葉の使い方や使われ方
・『彼の逞しい二の腕を見ると、力勝負で勝てる気はまるでしません』
・『彼女は幼少の頃に事故で両親を亡くして色々と苦労して来た事で、あんなにも逞しい女性に育ったのだと思います』
・『私は少しでも逞しい男になろうと、ジムに通って身体を鍛えています』
まとめ
逞の漢字には、いさまという読みは存在していません。
以上の事から逞しいを、いさましいと読む事さえ出来ないため、この様に読んでしまうのは間違いです。
逞しいは、いさましいではなく、たくましいと読むのが正しい読み方となっています。
そんな逞しいは、身体付きがっしりしていて如何にも強そうや、意志が強くてなかなか挫けないといった意味を示す際に、用いられる言葉です。