この記事では、「遊覧」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「遊覧」の正しい読み方は「ゆうらん」と「あそらん」どちら
遊覧の漢字を目にした人の中には思わず、あそらんと読んでしまう人がいるものです。
確かに遊の漢字には、遊ぶという言葉の様に、あそという読みがあるし、後ろの覧の漢字には、一覧といった言葉を見れば分かる様に、らんという読みがあります。
そのためそれら2つの漢字の読みを合体させる事で、遊覧を、あそらんと読んでしまうのです。
所が遊覧の漢字を、あそらんと読むのは誤りで、ゆうらんと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
遊覧は、ゆうらんと読むのが正解な言葉です。
というのも遊の漢字は、あそ以外にも遊具といった言葉の様に、ゆうと読む事が出来る上に、後ろの覧の漢字は前記した様に、らんという読みを普通に持っています。
以上の事から、遊の漢字のゆう読みと、覧の漢字のらん読みとを繋ぐ事により、遊覧の漢字は、ゆうらんと読めるのです。
「遊覧」の意味
遊覧は、あちこちに出歩いてあそぶという意味を持っている遊の漢字に、広く見渡すといった意味を所有する覧の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ遊覧は、見物して回る事を表すのです。
「遊覧」の言葉の使い方や使われ方
・『遊覧船に乗って各島を観光しました』
・『この辺りの観光地を回るなら、遊覧バスを利用するのが便利です』
・『週末には、遊覧船に乗って絶景巡りを行います』
まとめ
遊の漢字には、あそという読みがあるし、覧の漢字には、らんという読みが存在します。
ですがそれら2つの漢字の読みを合わせて、遊覧をあそらんと読むのは間違いです。
遊覧の漢字は、あそらんではなく、ゆうらんと読むべき言葉となっています。
そんな遊覧は、あちこちを見物して回る、という意味の言葉として使われているのです。