「過る」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「過る」の読み方とは? 読み方

「過る」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「過る」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「過る」の正しい読み方は「よぎる」

「過る」の正しい読み方は「よぎる」です。

「悪い考えがよぎった」「不安な気持ちが一瞬心をよぎる」などで使う「よぎる」の漢字表記が「過る」です。

「過る」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「過る」のよくある間違った読み方として挙がるのが「あやまる」「かる」です。

「過」には「過ちを犯す」【あやまちをおかす】など「失敗する」という意味を持つ「過ち」【あやまち】という読み方がありますが、過ちは名詞なので「あやまる」という動詞では使いません。

「誤る」という意味がよく似た言葉があるため間違えやすいのですが「あやまる」と読むと間違いになります。

「過」「過剰」【かじょう】「通過」【つうか】など「か」とも読みますが「かる」は読み間違いです。

「過る」について説明

「過る」とは、「通り過ぎる」という意味で使われる言葉です。

目の前を通り抜けるように物体が通過するさまを表します。

本来は目の前を横に抜ける物理的な現象を表す言葉ですが、目の前に現れたと思ったら一瞬で横に抜けていなくなることから転じて「心に一瞬だけ思い浮かんで消える」という意味でも使われています。

その他に「道の途中で立ち寄る」という意味でも使われる表現です。

「過る」の言葉の由来

物体と直角に交わって通過することを「横切る」【よこぎる】といいます。

「よこぎる」が変化して「よぎる」になったのが由来とされています。

まとめ

「過る」は漢字で書くことが少ない難読漢字です。

知らないと読めないので正しい読み方を覚えておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました