この記事では、「遡って」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「遡って」の正しい読み方は「さかのぼって」と「そって」どちら
「遡って」の正しい読みは、「さかのぼって」という読みが正しいですが、実は「そって」という読みも正しいです。
というのも、「遡って」は、時間を逆行することを「さかのぼる」と言いますが、流れに逆らうことなんかは、「遡行」などと読むので「そって」は、流れに逆らっていくこととも読めるので一応両方とも正しい読みになります。
正しい読み方の結論
「遡って」の正しい読みは、「さかのぼって」で「そって」という呼び名はあまり認識されていないので恐らく常用的に使用されることが多い読みは、「さかのぼって」になるので、こちらが優先されるべき正しい読みという結論になります。
よって、「そって」も一応正しいんですが、常用ではないのであまり使用しない言葉という認識でよいでしょう。
「遡って」の意味
「遡って」は、時間などを逆行していくことと流れとか、工程に逆らっていくという意味です。
流れに逆らうというのは、大工さんなどがカンナをかける際本来の方向と逆にかけることなんかを「遡って」と言い、反対方向に逆らうことを間違った使い方をしているというように言っていました。
「遡って」の言葉の使い方や使われ方
・『遡って説明をする』
・『カンナを遡って(そって)かけることは無意味である』
まとめ
「遡って」の遡という漢字はちょっと特殊で、音読みで読みあげると「そ」という言葉になり、「そ」は反対に逆らうという意味になるので昔の大工の人なんかは「そっとる」というのを反対方向に行っているという風に言っていて「そって」という言い回しで逆に行ってると言ってました。
ただ、現在は、逆方向に行くことよりも、時間をさかのぼる「さかのぼって」という使い方のほうが多いのでこちらが一応正しい読みだとなっています。