この記事では、「還付金」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「還付金」の正しい読み方は「かんぷきん」と「かんつけきん」どちら
「還付金」の言葉は、多くの方が知っておられ、正しい読み方もご存知の方が多いと思います。
おさらいの意味で、この記事を確認いただければと、思います。
最初に「還付」に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「還」の漢字の音読みは「カン」で、訓読みは「かえ(る)」です。
また「付」の漢字の音読みは「フ」で、訓読みは「つ(ける)」です。
ここから、音読み+音読みで繋げれば「かんふ」となり、それが発音を容易にするための日本語の変化である「半濁化」すれば、「かんぷ」となることが推察されます。
また、音読み+訓読みで繋げば、「かんつき」とも読めそうですが、「付」の訓読みは「つ」に送り仮名となるので、「つき」と読むのは無理があるようにも思えます。
さて、「還付金」の正しい読み方は「かんぷきん」と「かんつけきん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「還付金」の正しい読み方は「かんぷきん」であり、「かんつけきん」と読むのは、明らかに間違いです。
「還付金」の意味
「還付金」とは、「納付や徴収された税金に、納め過ぎや減免などがあった場合に、納税者に返される金銭のこと」を意味する用語です。
「還付金」の言葉の使い方や使われ方
・『高齢者を狙った還付金詐欺が、啓発を繰り返しているものの、未だになくなりません』
・『源泉徴収されている場合でも、高額医療費等に対しては、確定申告すれば還付金が返って来ます』
まとめ
「還付金」の正しい読み方は「かんぷきん」であり、「かんつけきん」と読むのは、明らかに間違いです。
また、この「還付金」とは、「納付や徴収された税金に、納め過ぎや減免などがあった場合に、納税者に返される金銭のこと」を意味する用語です。
