この記事では、「鑑みる」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鑑みる」の正しい読み方は「かんがみる」と「かがみみる」どちら
「鑑みる」の読み方として想定できるものに、「かんがみる」と「かがみみる」があります。
「かんがみる」と「かがみみる」の二つの読み方のうち、「鑑みる」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「鑑みる」の正しい読み方の結論は、「かんがみる」が正しい読み方になります。
「鑑みる」の「鑑」という漢字の音読みは「かん」、訓読みは「かんが・みる」と「かがみ」です。
「鑑みる」を「かがみみる」と読めそうにも感じますが、「かがみ(鑑)」という名詞は動詞として使うことはありません。
「鑑みる」という動詞の正しい読み方は、「かんがみる」になるのです。
「鑑みる」の意味
「鑑みる」の意味は、「ただ考えるのではなく、過去の前例を参考にしながら考えること」を意味しています。
「鑑みる」という言葉には、「自分の頭・経験だけで考えるのではなく、過去の先例やお手本(見本)になるものと照らし合わせて考える」といった意味のニュアンスが込められています。
「鑑みる」の言葉の使い方や使われ方
「鑑みる」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『最近の裁判の判例に鑑みると、いくら未成年でも身勝手に人を殺したのであれば刑事罰を受ける確率が高そうです』
・『厚生労働省の新型コロナウイルス感染者のデータに鑑みると、若い人は死亡リスクを恐れる必要は殆どなさそうです』
・『例年の合格者の平均点に鑑みると、あなたの模試の成績であれば志望校に落ちることはまずないでしょう』
まとめ
この記事では、「鑑みる」の正しい読み方「かんがみる」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「鑑みる」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の内容を参考にしてみてください。
