この記事では、「郭公」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「郭公」の正しい読み方は「ほととぎす」と「かっこう」どちら
「郭公」の「郭」は音読みで「カク」、訓読みでは「くるわ」と読みます。
また、「公」は音読みで「コウ」、訓読みでは「おおやけ」と読むことができます。
「郭」と「公」を音読みで読むと、「かっこう」となります。
一方、音読み、訓読み、の組み合わせでは「ほととぎす」とは読めないようです。
正しい読み方の結論
「郭公」は「ほととぎす」と「かっこう」のどちらでも読むことができます。
しかし、一般的には「かっこう」と読むほうが多いようです。
ちなみに「ほととぎす」の漢字表記は、「杜鵑」、「時鳥」、「不如帰」などいくつかあります。
「ほととぎす」と「かっこう」は、別の鳥を指しているので、読み方によって意味も変わってきます。
「郭公」の意味
「郭公」とは、鳥綱カッコウ目カッコウ科に分類されている鳥を表しています。
「郭公」は托卵することでも知られています。
「郭公」の「郭」は、「くるわ」、「そとぐるわ」などの意味があります。
また、「公」は、「おおやけ」「国家」、「社会」などを表しています。
「郭公」の言葉の使い方や使われ方
・『郭公は夏鳥として、毎年5月頃に日本へやってきます』
・『郭公(ほととぎす)は、主にウグイスの巣に托卵します』
・『郭公(かっこう)は、オオヨシキリやモズの巣に托卵します』
まとめ
「ほととぎす」も「かっこう」と同じく、鳥綱カッコウ目カッコウ科に分類される鳥です。
また、カッコウ目カッコウ科は、ホトトギス目ホトトギス科と記載されることもあります。
両者は見た目が似ていますが、鳴き方が異なります。