「重用」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「重用」の正しい読み方と意味について解説します。
「重用」の正しい読み方は「じゅうよう」と「ちょうよう」どちら
「重用」という言葉の読み方としては「じゅうよう」と「ちょうよう」の2つが考えられます。
「じゅうよう」と「ちょうよう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「重用」の正しい読み方は「じゅうよう」と「ちょうよう」の両方です。
「重」には「重箱」【じゅうばこ】「体重」【たいじゅう】など「じゅう」という読み方と、「重宝」【重宝】「慎重」【しんちょう】など「ちょう」という読み方があります。
「用」は「用事」【ようじ】「雑用」【ざつよう】など「よう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「じゅうよう」と「ちょうよう」の両方が「重用」の正しい読み方です。
本来の読み方は「ちょうよう」でしたが同じ読み方の「重要」【じゅうよう】との混同を避けるため「ちょうよう」という読み方が使われるようになり現在に至ります。
「ちょうよう」が正しく「じゅうよう」を間違いだと勘違いしている人が多いのですが伝統的な読み方である「じゅうよう」も新しい読み方の「ちょうよう」もどちらも正しい読み方として辞書に掲載されています。
「重用」の意味
「重用」とは、「人を大切に扱い重要な役割を任せること」を意味する言葉です。
人を重く扱うことを表しますが、何度も大事な仕事を任せるような「お気に入り」に近いニュアンスで使われることもあります。
「重用」の言葉の使い方や使われ方
・『ベテランを重用する』
・『彼は部長に気に入られて重用されている』
・『あのような人物をなぜ重用するのか理解できない』
まとめ
「重用」は「じゅうよう」と「ちょうよう」のどちらも正しい読み方です。
読み方はひとつだけだと勘違いしている人も多いですが2つとも正しい読み方なので堂々と使って問題ありません。
