「野暮」の読み方と意味とは?「やぼ」と「やぐれ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「野暮」の読み方と意味とは? 読み方

「野暮」はあまりいい意味では使われない表現ですが、この言葉にはどのような意味があり何と読むのが正しいのでしょうか。

今回は、「野暮」の正しい読み方と意味について解説します。

「野暮」の正しい読み方は「やぼ」と「やぐれ」どちら

「野暮」という言葉の読み方を漢字の読みから考えると「やぼ」「やぐれ」が浮かびます。

「やぼ」「やぐれ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「野暮」の正しい読み方は「やぼ」です。

「野」「野菜」【やさい】「原野」【げんや】など「や」と読みます。

「暮」「薄暮」【はくぼ】「歳暮」【せいぼ】など「ぼ」と読むほか、「日暮」【ひぐれ】「夕暮」【ゆうぐれ】など「ぐれ」とも読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「やぼ」「やぐれ」のうち「野暮」の正しい読み方は「やぼ」です。

「野暮」の意味

「野暮」とは、「洗練されていないさま」を意味する言葉です。

洗練されて格好良く気が利いているさまのことを「粋」【いき】といいます。

「野暮」「粋」の反対語にあたる言葉で、洗練されておらず垢抜けていない様子に対して用いる表現です。

気が利かないことから転じて「察しが悪い」「人情を理解しない」など気遣いができないさまを表す意味でも使われています。

特に男女関係において余計なことを言ったり聞かなくてもいいことを聞いたりする行為を指して「野暮」と表現します。

「野暮」の言葉の使い方や使われ方

・『いかにも野暮ったい格好だ』
・『野暮を言うものではない』
・『聞くだけ野暮なのでそっとしておこう』

まとめ

「野暮」の読み方は「やぼ」が正しく「やぐれ」ではありません。

さまざまな意味合いで使われる言葉なので本来の意味と読み方をしっかり理解しておきましょう。

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