「野火」はどのように読めば正しい読み方になるのでしょうか。
今回は、「野火」の正しい読み方と意味について解説します。
「野火」の正しい読み方は「のび」と「やか」どちら
「野火」という言葉の読み方は「のび」と「やか」の2つが使えそうです。
「のび」と「やか」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「野火」は「のび」と「やか」のどちらも正しい読み方です。
「野」には「野山」【のやま】「野良」【のら】など「の」という読み方と、「野生」【やせい】「平野」【へいや】など「や」という読み方があります。
「火」は「種火」【たねび】「篝火」【かがりび】など「び」と読むほか、「火炎」【かえん】「鎮火」【ちんか】など「か」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「のび」と「やか」はどちらも「野火」の正しい読み方です。
「野火」の意味
「野火」とは、「野を焼く火」を指す言葉です。
春を迎えた初めの頃に行う富山の枯れ草を焼く行事を野焼きといいます。
「野火」は野焼きの火のような野を焼く火を指します。
野焼きの火のような管理され野の火を指すほか、野山で発生した自然発火や不審火など野にある火全般を指す意味でも使われている言葉です。
燃えやすい草木でいっぱいの野において火は大変危険です。
意図しない形で「野火」が燃え広がってしまうとあっという間に大火事になってしまいます。
「野火」の言葉の使い方や使われ方
・『野火の様子を見守る』
・『野火から飛んだ火の粉があっという間に燃え広がる』
・『山火事の原因は自然発火した野火であると結論付けられた』
まとめ
「野火」は「のび」と「やか」のどちらも正しい読み方です。
日常ではあまり使わない言葉ですが読み方と意味は知っておきましょう。