人の欲にはさまざまな種類がありますが「金欲」もそのひとつです。
この言葉はどういった種類の欲を指し正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「金欲」の正しい読み方と意味について解説します。
「金欲」の正しい読み方は「きんよく」と「かねよく」どちら
「金欲」という言葉の読み方として「きんよく」と「かねよく」が思い当たります。
「きんよく」と「かねよく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「金欲」の正しい読み方は「きんよく」です。
「金」には「金品」【きんぴん】「現金」【げんきん】など「きん」という読み方と、「金目」【かねめ】「金貸」【かねかし】など「かね」という読み方があります。
「欲」は「欲望」【よくぼう】「我欲」【がよく】など「よく」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「きんよく」と「かねよく」のうち「金欲」の正しい読み方は「きんよく」です。
「金欲」の意味
「金欲」とは、「金銭を求め手に入れたいと思う気持ち」を意味する言葉です。
物事に対して求めたり手に入れたいと願ったりする気持ちのことを「欲」といいます。
欲には物品を求める「物欲」や食べ物を食べたいと思う「食欲」などいろいろな種類があります。
欲の中でもお金に対して執着を示し手に入れたいと思う気持ちが「金欲」です。
現金だけではなく貴金属や宝石など価値のある金目の物全般を求める欲望を表す言葉です。
「金欲」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は金欲が人一倍強い』
・『金欲がないので給料で仕事を選んだことはない』
・『金欲にまみれた人は政治家になるべきではない』
まとめ
「金欲」は「きんよく」と読むの正解です。
俗っぽい表現としてあえて「かねよく」と読むこともありますが正式な読み方としては認められていません。
欲を表す言葉は他にも多いので正しい読み方と意味を知っておきましょう。