この記事では、「鈍る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鈍る」の正しい読み方は「なまる」と「にぶる」どちら
「鈍る」には2つの読み方があります。
1つ目は「なまる」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「にぶる」で、こちらも訓読みです。
「鈍」の音読みは「どん・とん」、訓読みは「にぶ(い)・にぶ(る)・なま(る)・にび・のろ(い)」です。
正しい読み方の結論
「鈍る」の正しい読み方は「なまる」「にぶる」の2つです。
ただし、読み方により意味が違ってきます。
「鈍る」の意味
「鈍る」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「なまる」と読む場合、「刃物の切れ味が悪くなる」「鋭さが失われる」「力や勢いが弱まる」「技量・働きが劣化する」という意味です。
「にぶる」と読む場合、「力や勢いが弱まる」「技量や働きが劣化する」という意味です。
「にぶる」は「衰える」というニュアンス、「なまる」は「劣化する」というニュアンスの違いがあります。
「鈍」はもともと「刃物の切れあじが悪くなる」という意味で使われていましたが、次第に転じて力や勢い、技量などが悪くなる意味で使われる様になりました。
「鈍る」の言葉の使い方や使われ方
「鈍る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『長期間のステイホームで体が鈍る(なまる)』
・『しばらく練習していないので腕が鈍る(なまる)』
・『外出自粛ムードが強いせいで客足が鈍る(にぶる)』
まとめ
今回は「鈍る」の読み方について紹介しました。
「鈍る」の正しい読み方は「なまる」「にぶる」の2つで、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。