にんべんに百で「佰」の読み方とは?簡単に解釈

にんべんに百で「佰」の読み方とは? 読み方

この記事では、「佰」の読み方を分かりやすく説明していきます。

にんべんに百で「佰」の読み方

「佰」という漢字の音読みは「ハク・ヒャク」で、訓読みは「おさ」になります。

「佰」という漢字を音読みの「ヒャク」と読む場合には、一般的な漢数字である「百」と同じ意味を持つ言葉になります。

「佰」「ハク」という音読みで読むことができる熟語には「仟佰(せんぱく)」がありますが、それ以外の言葉で「ハク」の読み方をすることはほぼありません。

「佰」の訓読みである「おさ」は、「百人いる部隊や集団の長(おさ・ちょう)」という「佰」の原義に基づく読み方になります。

「佰」の漢字の意味や解説

「佰」の漢字は、「数字の百(100)」を意味しています。

「佰」は特に、「借用証書などにおける数字の改ざん・書き換えを防ぐ目的で、百の代わりに使用される大字(だいじ)」としての意味を持っているのです。

「佰」という漢字が元々持っている原義としては、「百人いる部隊やその部隊の長」があります。

「佰」には、「東西の方向につながっている畦道(あぜみち)・細い道・小道」といった意味合いもあります。

「佰」の例文や熟語・作品名での使い方

・『百という漢数字は簡単に改ざんされるリスクがあるということで、ワープロなどが普及する前は大字(だいじ)として佰が用いられていました』
・『仟佰』【せんぱく】
「仟は佰の対義語であることから、東の対義語である西に並べられます。
そのことから、東西に通っている小道」
を意味して使われている熟語です。

・『佰物語』【ひゃくものがたり】
「西尾維新が『化物語』をベースにして100個のお題で脚本を書いたコント形式のドラマCD」の作品名です。

まとめ

この記事では、にんべんに百と書く「佰」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「佰」という漢字について詳しく知りたいときには、この記事の解説を参考にしてみてください。

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