この記事では、「鉗子」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鉗子」の正しい読み方は「かんし」と「ゆず」どちら
「鉗」という漢字は訓読みでは「鉗(くびかせ)」や「鉗(はさ)む」、音読みでは「けん」や「かん」と読み、「ゆ」と読む用法はありません。
したがって、「鉗子」は「かんし」と読むのが正しいです。
正しい読み方の結論
「鉗子」は正しくは「かんし」と読みます。
「鉗子」の意味
「鉗子」は「物を掴んだり、抑えたり、けん引したりする際に使用する手術器具」のことであり、「シザープライヤー」とも呼ばれています。
最もメジャーなものはハサミ型の「鉗子」であり、みなさんも医療ドラマなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?その他にもペンチのような形状のものやピストルのような形状のもの、マジックハンドのような形状のものなど用途によって様々な種類の「鉗子」があります。
ちなみに、「鉗」は「罪人の首にはめる鉄輪」や「閉じる」、「塞ぐ」という意味のほか、「はさむ」や「はさむ道具」、「かなばさみ」などの意味が含まれる漢字です。
そして、ここでの「子」は「椅子(いす)」や「扇子(せんす)」のように物の名前の下に添える語として用いられています。
「鉗子」の言葉の使い方や使われ方
・『その医療ドラマでは、主人公の医者が色んな種類の鉗子を駆使してオペを行う様子が描かれていた』
・『テレビでは、医大の教授が最新型の鉗子を使った手術を成功させたという報道がされていた』
まとめ
・「鉗子」は正しくは「かんし」と読みます。
・「鉗子」は「物を掴んだり、抑えたり、けん引したりする際に使用する手術器具」のことであり、「シザープライヤー」とも呼ばれています。