この記事では、「銀幕」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「銀幕」の正しい読み方は「ぎんまく」と「ぎんばく」どちら
「銀幕」は「ぎんまく」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「銀」の音読みは「ぎん」、訓読みは「しろがね」、「幕」は音読みの「まく・ばく」のみです。
「銀幕」と表記する場合、「ぎんばく」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「銀幕」の正しい読み方は「ぎんまく」です。
「ぎんばく」とは読みません。
「銀幕」の意味
「銀幕」の意味は、「映画館のスクリーン」転じて「映画作品」「映画界のこと」です。
「銀幕」は、英語の「silver screen」を日本語に訳した言葉です。
昔は映画をうつす幕の種類のうち、布にアルミの粉などを塗布して作られたものを、その色合いから「銀幕」と呼んででいました。
昭和初期頃までは「映写幕」という意味で使われていましたが、次第に「映画作品」「映画界」を表す様になったのです。
現在ではビニール系の映写幕が使われている為に、「映写幕」という意味で使われることはありません。
「銀幕」の言葉の使い方や使われ方
「銀幕」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『往年の銀幕スターたちのポスター展が開かれる』
・『銀幕の女王と呼ばれた名女優が亡くなった』
・『華やかな世界に憧れて銀幕の世界に入ったが、辛いことも多かった』
まとめ
今回は「銀幕」の読み方について紹介しました。
「銀幕」の正しい読み方は「ぎんまく」で、「ぎんばく」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。