この記事では、「錫婚式」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「錫婚式」の正しい読み方
「錫婚式」の正しい読み方は「すずこんしき」です。
「すず」は訓読み、「こん・しき」は音読みで、「訓音読み」または「湯桶読み(ゆとうよみ)」とも言います。
「ゆ」は訓読み、「とう」は音読みであるからです。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
なお、辞書によっては「しゃくこんしき」という読みかたも載っていることがありますが、使われることはほぼありません。
「錫婚式」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「錫婚式」は「ぎんこんしき」「えきこんしき」などと間違って読まれることがあります。
「錫婚式」について説明
「錫婚式」とは、「結婚してから10年目であることを夫婦で祝う記念日」という意味で、「アルミ婚式」とも呼ばれています。
結婚記念日は15年目までは1年ごとに、それ以降は5年ごとに記念日として名前が付けられています。
結婚1年目は「真っ白な状態から始める」という意味で「紙婚式(かみこんしき)」と呼ばれています。
代表的なものは25年目の「銀婚式」、50年目の「金婚式」ですが、その後も55年目は「エメラルド婚式」、60年目は「ダイヤモンド婚式」、65年目は「ブルースターサファイア婚式」、70年目は「プラチナ婚式」と、段々鉱石のランクが上がっていきます。
「錫婚式」の言葉の由来
「錫婚式」は漢字の意味から成り立つ語です。
「錫(すず)」は、「熱に溶けやすく柔軟な性質を持ち、美しい金属」、「婚」は「夫婦の縁組をすること」という意味、「式」は「一定の作法でおこなう行事」という意味、「錫婚式」で、「夫婦の縁組をしてから10年経ち、すずの様に柔軟で美しい関係を願うための記念日」になります。
まとめ
今回は「錫婚式」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。