「鐘楼」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「鐘楼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鐘楼」の正しい読み方は「しょうろう」
「鐘楼」の正しい読み方は「しょうろう」です。
「鐘」には「鐘声」【しょうせい】「半鐘」【はんしょう】など「しょう」という読み方があります。
「楼」は「楼閣」【ろうかく】「蜃気楼」【しんきろう】など「ろう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しょうろう」が「鐘楼」の正しい読み方です。
「鐘楼」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鐘楼」のよくある間違った読み方として挙がるのが「かねろう」「かねさくら」です。
「鐘」には「鐘撞」【かねつき】「鐘ヶ淵」【かねがふち】など「かね」という読み方もありますが「鐘楼」には「ろうかく」意外に正しい読み方はありません。
「しょうさくら」は「楼」と「桜」【さくら】を見間違えたことによる読み間違いです。
「鐘楼」について説明
「鐘楼」とは、「鐘を吊るしておく建物」を表す言葉です。
寺院や教会などには時間を知らせたり悪いものを祓ったりするために打ち鳴らす鐘が設置されています。
「鐘楼」は大きな鐘を吊るして設置しておく専用の建物のことです。
寺院で見られる鐘専用の独立した建物を指すほか、教会建築で見られる建物上部に設けられた鐘専用の場所も「鐘楼」に含まれます。
火事を知らせる半鐘が設置された火の見やぐらも広義では「鐘楼」の一種に当たります。
「鐘楼」の言葉の由来
「楼」には「大きな建物」という意味があります。
「鐘を設置する大きな建物」が「鐘楼」の由来です。
まとめ
「鐘楼」は釣鐘堂や鐘撞堂などとも呼ばれます。
なじみのない言葉ですが正しい読み方と意味を知っておきましょう。