「砥粒」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「砥粒」の読み方とは? 読み方

「砥粒」はどのように読めばいいのでしょうか。

この記事では、「砥粒」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「砥粒」の正しい読み方は「とりゅう」

「砥粒」の正しい読み方は「とりゅう」です。

「砥」には「砥石」【といし】「荒砥」【あらと】など「と」という読み方があります。

「粒」「粒子」【りゅうし】「細粒」【さいりゅう】など「りゅう」と読みます。

漢字の読み方を合わせた「とりゅう」「砥粒」の正しい読み方です。

「砥粒」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「砥粒」のよくある間違った読み方として挙がるのが「しりゅう」「とつぶ」です。

「砥」には「砥礪」【しれい】「砥磨」【しま】など「し」という読み方もあり「粒」「小粒」【こつぶ】「一粒」【ひとつぶ】など「粒」とも読みます。

「砥粒」「とりゅう」以外の読み方はないので他の読み方は全て間違いです。

「砥粒」について説明

「砥粒」とは、「研いだり切ったり磨いたりするのに使う固い粒」のことです。

石や金属などを加工する時に使う極めて硬い粒を指します。

加工する材料と工具の間に「砥粒」をまぶし工具を動かすことで粒が摩擦により刃物のように働いて材料を加工します。

ダイヤモンドの粉末など天然素材も使われますが広く使われているのは極めて硬く加工された人工素材です。

通常の切削工具が使えない素材の加工に利用します。

「砥粒」の言葉の由来

「砥」には「硬いものを擦り合わせて研ぐ」という意味があります。

「砥に使う粒」なので「砥粒」です。

まとめ

「砥粒」は日常生活で耳にしない言葉ですが工場では広く使われています。

読み間違いやすいので正しい読み方を覚えておきましょう。

読み方
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