この記事では、「閉口」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「閉口」の正しい読み方は「へいこう」と[しこう」どちら
「閉口」は「へいこう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「閉」の音読みは「へい」、訓読みは「と(じる)・と(ざす)・し(める)・し(まる)・た(てる)」、「口」の音読みは「こう・く」、訓読みは「くち」です。
「閉口」と表記する場合「しこう」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「閉口」の正しい読み方は「へいこう」です。
[しこう」とは読みません。
「閉口」の意味
「閉口」の意味は「手に負えず困り果てること」「言い負かされたり勢いに圧倒されたりして、言葉に詰まること」「黙って何も言わないこと」です。
「閉」は「出入り口をとじる」「すきまなくふさぐ」という意味、「口」は「物を食べたり喋ったりする身体の器官」という意味、「閉口」で「食べたり喋ったりする部位を隙間なくふさぐこと」、つまり「喋れない、或いは喋らない状態」になり、転じて「困ったり呆れたりして言葉に詰まる状態」として使われています。
「閉口」の言葉の使い方や使われ方
「閉口」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼女が立て続けに喋りまくるので彼も閉口する』
・『今年の夏は酷暑続きで閉口する』
・『すぐに屁理屈をこねる後輩に閉口する』
まとめ
今回は「閉口」の読み方について紹介しました。
「閉口」の正しい読み方は「へいこう」で、[しこう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。