「防蟻」の読み方と意味とは?「ぼうぎ」と「ぼうり」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「防蟻」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「防蟻」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「防蟻」の正しい読み方は「ぼうぎ」と「ぼうり」どちら

「防」という漢字は訓読みでは「防(ふせ)ぐ」、音読みでは「ぼう」と読みます。

そして、「蟻」という漢字は訓読みでは「あり」「くろ」、音読みでは「ぎ」と読み、「り」と読む用法はありません。

したがって、「防蟻」「ぼうぎ」と読むのが正しいです。

正しい読み方の結論

「防蟻」は正しくは「ぼうぎ」と読みます。

「防蟻」の意味

「防蟻」とは、「住宅の土台や構造材に薬品などを塗布することで、シロアリからの被害に対する予防処理を施すこと」を意味します。

「シロアリ」は木材に含まれているセルロース・セミヘルロースを栄養分にしており、木材だけでなく途中の障害物となるプラスチックやゴム、断熱材まで食い破ってしまいます。

防蟻処理にはいくつか種類があり、最も効果が見込まれるのが「土壌処理」です。

「シロアリ」は地中から建物内に侵入してくることがほとんどなので、基礎コンクリートの打設前などに床下土壌に薬剤などを塗布することで「シロアリ」の侵入を防ぎます。

そのほか、土台工事の段階で使用する土台と木材に薬剤を塗布する「土台防蟻」や柱となる木材に薬剤を塗布する「柱防蟻」などがあります。

「防蟻」の言葉の使い方や使われ方

・『シロアリの被害が目に見えて現れたので、防蟻処理を請け負う業者に依頼した』
・『建設現場では、防蟻処理として木材に薬品が塗布されていた』

まとめ

「防蟻」は正しくは「ぼうぎ」と読みます。

「防蟻」とは、「住宅の土台や構造材に薬品などを塗布することで、シロアリからの被害に対する予防処理を施すこと」を意味します。

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