この記事では、「除霜」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「除霜」の正しい読み方は「じょそう」と「じょせき」どちら
「除霜」の「除」は音読みで「ジョ」、「ジ」、訓読みでは「のぞ(く)」などと読みます。
また、「霜」は音読みで「ソウ」、訓読みでは「しも」と読むことができます。
「除」と「霜」を音読みで読むと、「じょそう」となります。
「霜」は「せき」とは読まないので、「じょせき」とは読めないようです。
正しい読み方の結論
「除霜」は「じょそう」と読みます。
ちなみに「じょせき」は漢字で表すと、「除籍」になります。
「除霜」と「除籍」はどちらも「除」が使われていますが、意味はまったく異なります。
「除霜」の意味
「除霜」とは、農作物などの霜害(そうがい)を防ぐために、覆いをかけたりすることを意味しています。
他には、電気冷蔵庫などの霜を取り除くことを言います。
「除霜」の「除」は、「のぞく」、「のける」、「はらう」などの意味を持っています。
また、「霜」は、「しも」、「気温の低下で、空気中の水蒸気が凍ったもの」などの意味があります。
「除霜」の言葉の使い方や使われ方
・『家の冷凍庫に霜がついてきたので、除霜することにした』
・『農作物の霜の被害を防ぐために、除霜を行わなければならない』
・『冬の寒い時期に、エアコンの暖房をつけていると、除霜運転がしばしば起動する』
まとめ
「霜」が用いられている二字熟語は他にもあります。
「降霜(こうそう)」とは、霜が降りること、あるいは降りた霜のことを意味します。
また、「初霜(はつしも)」は、秋から冬にかけて、その年、初めて降りる霜のことを言います。
さらに、「遅霜(おそじも)・晩霜(ばんそう)」は、4月、5月になってから降りる霜のことを表しています。