この記事では、「雑賀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雑賀」の正しい読み方は「さいか」と「さいが」
「雑賀」の正しい読み方は、「さいか・さいが」になります。
「雑賀」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「雑賀」の間違いやすい読み方として、「ざつが・ざつか・ぞうが・ぞうか」などを想定することができます。
「雑賀」という地名・言葉に使われている「雑」という漢字は、「ざつ・ぞう」という読み方をすることもできるからです。
ただし「雑賀」という日本史に登場する地名あるいは名字の正しい読み方は、「さいか・さいが」と決まっています。
「雑賀」について説明
「雑賀」(さいか・さいが)とは、「和歌山県南西部にある地名・和歌山県の紀ノ川河口あたりを指示していた地名」を意味しています。
日本史では「雑賀」は、「石山合戦で石山本願寺に味方して根来衆(ねごろしゅう)と共に、織田信長・豊臣秀吉に対立した雑賀衆(さいかしゅう・さいがしゅう)・雑賀一揆」も意味しています。
「雑賀衆」は、鉄砲と水軍を持っていた当時としては先端的な武装勢力としても知られています。
「雑賀」は名字としても使われていて、日本全国で「約5,500人」います。
「雑賀」という名字の土地に関する由来は、「紀伊国(現在の和歌山県)海部郡雑賀荘」にあると伝えられています。
「雑賀」は「和歌山県・神奈川県・大阪府・兵庫県」などに多い名字です。
「雑賀」の名字を持つ人物には、三井物産副社長などを歴任した実業家・雑賀大介(さいがだいすけ、1955〜)や弁護士・公証人の雑賀愛造(さいがよしぞう、1894〜1980)などがいます。
まとめ
この記事では、「雑賀」の正しい読み方が「さいか・さいが」であることを説明しました。
「雑賀」の間違いやすい読み方や「雑賀」という言葉の意味についても詳しく解説していますので内容をチェックしてみてください。