本や紙を数える際に使う言葉には「頁」があります。
この記事では、「頁」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「頁」の正しい読み方は「ぺーじ」と「こう」どちら
「頁」の正しい読み方は「ぺーじ」であり、「こう」は使われません。
この「ぺーじ」は元々英語である“page”を漢字に当てたものであり、訓読みとして扱います。
正しい読み方の結論
「頁」の正しい読み方は「ぺーじ」であり、元は英語ですが現在では訓読みで使われます。
「頁」の意味
「頁」は本や紙、雑誌、書籍の片面を示す言葉であり、枚数を数える時にも使います。
この言葉は明治時代になって作られたものであり、色々な言葉から作られたのが特徴です。
まず江戸時代の本は和製本と呼ばれる形式のものが多く、これは二つ折りになっていることから枚数の数える際に「丁」が使われていました。
しかし明治時代になって洋製本が輸入されるとこの「丁」では数えるのに不便なことが判明したため、中国語で「ページ」を意味する「葉」と同じ読み方の「頁」を使うことになりました。
日本では既に「葉」は他の数え方として使われていたので、同じ発音である「頁」を使うようになり、更に英語である「ページ」という読み方を使うようになりました。
「頁」の言葉の使い方や使われ方
・『その小説は500頁にも渡る内容であり、とても凄い物語でした』
・『指定された35頁を見ると、これまでのまとめが書いてありました』
・『頁の間に挟まっていた栞を見ると、綺麗な押し花があって綺麗だなと思いました』
まとめ
本や書籍の枚数を数える際に使う言葉には「頁」がありますが、こちらは中国語と英語の読み方を合わせて作られました。