この記事では、「順応」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「順応」の正しい読み方は「じゅんおう」と「じゅんのう」どちら
「順応」の「順」は、音読みで「ジュン」、訓読みで「したが(う)」などと読みます。
また「応」は、音読みで「オウ」、訓読みで「こた(える)」と読むことができます。
「順」と「応」を音読みで読むと、「じゅんおう」となります。
「じゅんおう」を「連声(れんじょう)」で変化させると「じゅんのう」と読めます。
正しい読み方の結論
「順応」は「じゅんおう」と「じゅんのう」のどちらでも読むことができます。
しかし、一般的には「じゅんのう」と読まれています。
「じゅんおう」よりも「じゅんのう」の方が言いやすい読み方です。
意味はどちらも同じになります。
「順応」の意味
「順応」とは、生き物が環境や状況などの変化に対応し、性質や行動を変えて適応していくことを言います。
「順応」の「順」は、「したがう」、「すなお」などの意味があります。
また「応」は、「こたえる」、「応じる」などを表しています。
「順応」と似た意味を持つ語としては、「適応(てきおう)」、「適合(てきごう)」、「同調(どうちょう)」などが挙げられます。
「順応」の言葉の使い方や使われ方
・『ようやく新しい職場環境に順応できるようになりました』
・『彼はどんな場所でも、すぐに順応しているように見えます』
・『さまざまな生物が新たな環境に順応しながら進化をしてきた』
まとめ
「連声」とは、二字熟語の最初の漢字が子音で終わり、さらに次の漢字がア行の母音、ヤ、ラ、ワ行の半母音の時、それがタ、ナ行、マ行に変化することを言います。
「順応」の場合は、「じゅんおう」の「お」が「の」に変化して、「じゅんのう」になっています。