この記事では、「頻脈」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「頻脈」の正しい読み方
「頻脈」の正しい読み方は「ひんみゃく」です。
「ひん・みゃく」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「頻脈」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「頻脈」は「るいみゃく」「はんみゃく」などと間違って読まれることがあります。
「頻脈」について説明
「頻脈」とは、「心臓が急速に拍動することにより、脈拍数が異常に多くなる状態」という意味です。
人の平均的な脈拍は安静時で60〜100回ですが、これ以上の場合を言います。
原因は心不全だけではなく、肺の異常、または自律神経の異常などが挙げられます。
「頻脈」は医学用語として「頻脈になる・なった」「頻脈が起きる」などと使われます。
対義語は「徐脈(じょみゃく)」で、「心臓の拍動が緩やかになり、脈拍数が異常に少なくなる状態」という意味、1分間の脈拍が60以下の場合に使われます。
こちらも原因は内蔵疾患によるもの、自律神経によるものがあります。
「頻脈」の言葉の由来
「頻脈」は漢字の意味から成り立つ語です。
「頻」は「事態が引き続いて起こること」「しばしば」「顔をしかめる」という意味、「脈」は「血液の流れる管」「脈拍」という意味、「頻脈」で「脈拍が異常に早くなる状態」になります。
まとめ
今回は「頻脈」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。