この記事では「顆粒」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「顆粒」の正しい読み方は「かりゅう」
「顆粒」の正しい読み方は「かりゅう」です。
これは「顆」の音読み「カ」と「粒」の音読み「リュウ」を組み合わせた読み方になっています。
「顆粒」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「粒」は、訓読みで「つぶ」と読むことから「顆粒」を「かつぶ」と読んでしまう可能性があります。
また「顆」の読み方が分からない場合、似ている漢字に「顕(ケン)」があることから「けんりゅう」などと読むのも間違いになります。
「顆粒」について説明
「顆粒」という用語には二つの意味があります。
一つは「粉末ほど細かくない大きさの粒」です。
一般には、粉末を成形して粉末よりも大きめに固めた粒を指します。
粉末のように飛び散ることがないので扱いやすく、水などにもさっと溶けるので、主に食品、薬品、洗剤などに使用されています。
もう一つは細胞などに含まれる小さな粒子を指します。
例えば、表皮を構成する層のひとつ顆粒層は、紫外線を防ぐ顆粒状の成分が大量に含まれていることからその名が付けられています。
漢字の「顆」と「粒」の意味を見てみるとどちらも「つぶ」を表しており、「顆」は小さなつぶ、「粒」は穀物など形の丸いつぶという意味を持っています。
このことから「顆粒」は、丸くて小さなつぶ、自然のままの形をしているのではなく、成形してあるために丸くなっているつぶを表していることがうかがえます。
まとめ
「顆粒」の正しい読み方は「かりゅう」です。
「かつぶ」「けんりゅう」などと読み間違えないように気を付けましょう。