この記事では、「類似」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「類似」の正しい読み方は「るいじ」と「るいに」どちら
「類似」の読み方を考えるために、この熟語を構成する漢字の個別の読みについて、最初に、確認しておきます。
「類」の漢字の音読みは「ルイ」で、訓読みは「たぐ(い)」です。
また、「似」の漢字の音読みは「ジ」で、訓読みは「に(る)・ごと(し)」です。
従って、ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「るいじ」と読め、また音読み+訓読みで繋げる所謂「重箱読み」とすれば、「るいに」と読むことも出来ると思われます。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、ここからは分かりません。
さて、「類似」の正しい読み方は「るいじ」と「るいに」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論的には、「類似」の正しい読み方は「るいじ」であり、「るいに」と読むのは明らかに間違いです。
この言葉では、「重箱読み」ではなく、一般的な音読みを重ねた読み方が正しい読み方だと言えます。
「類似」の意味
「類似」とは、「互いに共通点があることや、似かようこと」を意味する言葉です。
「類似」の言葉の使い方や使われ方
・『彼と私の意見には、大きな隔たりがありますが、類似点もあるので、そこから何とか合意点を見出したい』
・『商標権の侵害に当たるか否かは、類似点がどれほどかによりますが、微妙な点もあります』
・『類似商品の中には、明らかに当社の特許や意匠を侵害しているものがあります』
まとめ
「類似」の正しい読み方は「るいじ」であり、「るいに」と読むのは明らかに間違いです。
また、この「類似」とは、「互いに共通点があることや、似かようこと」を意味する言葉です。