この記事では、「風格」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「風格」の正しい読み方は「ふうかく」
「風格」は、「風」の音読み「フウ」と「格」の音読み「カク」を組み合わせ、「ふうかく」と読みます。
「風格」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「風」は訓読みで「かぜ」と読めますが「風格」を「かぜかく」と読むと間違いになります。
また、「格」は音読みで「キャク」と読む場合がありますが「風格」は「ふうきゃく」と読むことはできません。
「風格」について説明
「風格」は、その人や物から漂ってくる気品、趣きのことです。
主に「風格がある」「風格が漂う」といった使い方をします。
使われている漢字の意味を見てみると、「風」は姿、「格」は様子、あるいは品があることを意味しています。
このことから「風格」という言葉は、姿かたちから品が感じられる様子を表していることがうかがえます。
一般には、その人や物の見た目から感じられる品の良さや立派さ、おのずとにじみ出る味わい深さを指す時に、この言葉が使われます。
総じて良い意味を持つ言葉、ほめる時に使う言葉といえるでしょう。
なお、似ている言葉には「貫禄(かんろく)」があります。
どちらも立派な様子を表しますが、「貫禄」は品があるというよりは堂々として立派な様子、体格が良いことを指すところが「風格」と少し異なります。
まとめ
「風格」は、「風」と「格」を音読みでストレートに「ふうかく」と読むのが正しいです。
少しひねって「かぜかく」「ふうきゃく」と読むのは間違いになるので気を付けましょう。