この記事では、「風袋」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「風袋」の正しい読み方は「ふうたい」と「かざぶくろ」どちら
風袋の漢字を見て、ある人はふうたいと読み、またある人はかざぶくろと読む事があるのです。
お陰で、どちらの読み方が正しいのかで迷ってしまう人もいたりします。
所が実際は風袋を、ふうたいと読むのも、かざぶくろと読むのはどちらも正しい読み方となっているのです。
正しい読み方の結論
風袋は、ふうたいとかざぶくろという2つの読み方が出来る言葉となっています。
そもそも風の漢字は、ふうとかざというどちらの読み方も可能です。
ですが袋の方は、たいは可能ですが、ふくろはともかく、ぶくろという読み方はしません。
これは連濁という読み方であり、2つの語が結び付いて1つの語になる際に、後ろの語の頭は濁音に変化する事があるのです。
お陰で、ふくろではなく、ぶくろという読み方になります。
以上の事から、風袋は、ふうたいと、かざぶくろという両方の読み方が正解です。
「風袋」の意味
風袋は、読み方により示す意味合いが違って来るので、その点には注意が必要となります。
具体的には、ふうたいと読んだ場合には、物の重さをはかる際にその物が入っている包み紙や容器等を表したり、うわべや見掛けといった意味を表現するのです。
一方の、かざぶくろと読んだ時には、風神が持っている袋といった意味になります。
「風袋」の言葉の使い方や使われ方
・『風袋込みで、5キロ程の重さです』
・『彼は風袋ばかり立派で、中身が伴わないと言われています』
・『風神の絵は、基本的に風袋を背負った姿が描かれています』
まとめ
風袋は、ふうたいと、かざぶくろという2つの読み方が出来る言葉です。
しかも同じ漢字でも、読み方により示す意味には相違点が生じます。
まずふうたいと読んだ場合は、はかりを使って重さを量る際にその物を入れている袋や容器といった意味や、うわべといった意味を表すのです。
対するかざぶくろと読むと、風神が背負っている袋という意味に用いられます。