竹冠に師で「篩」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

竹冠に師で「篩」の読み方とは? 読み方

竹冠に師と書く「篩」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「篩」の読み方と意味について解説します。

竹冠に師で「篩」の読み方

「篩」の読み方は音読みでは「シ」、訓読みでは「ふるい」「ふる?う」です。

「篩」の意味や解説

「篩」とは、「粉や粒を大きさで選別するために使う道具」を指す言葉です。

小麦粉や豆などたくさん集まった状態のものに対して使う道具で粉や粒を大きさで選り分けるために用います。

本体は桶のような形ですが底板の代わりに網が張られているのが特徴です。

粉や豆など選別したいものを容器の中に入れ横にゆするように動かすと網目よりも小さいものだけが容器の底をすり抜けて落下し網目よりも大きいものだけが内部に残ります。

最後まで動かし続けると網目よりも小さいものだけが下に、網目よりも大きいものは容器の中に残りたくさんの粒子を網目の大きさを基準にして分別できます。

「ふるい」とは容器を横に振るところから名付けられた名称です。

「篩」を使って選別することを「ふるいにかける」といい、物体を選別するところから転じて「条件に当てはまらないものを脱落させて選別する」という合格者を選ぶことを表す慣用句としても使われています。

「篩」の熟語での使い方や使われ方

・『竹篩』【たけぶるい】
「竹製のふるい」を指す言葉です。

中国や日本などアジアで使われてきた伝統的な「篩」です。

・『茶篩』【ちゃぶるい】
「茶葉を選別するのに使うふるい」のことです。

お茶の葉は品質によって等級分けされますが等級を決める重要な要素のひとつが茶葉の大きさです。

大きく育った質の良い茶葉を選り分けるために使う茶葉専用のふるいを「茶篩」といいます。

まとめ

「篩」は今でもキッチン用品として広く使われている道具ですが漢字で表記されることは少なくほとんどはひらがなで書かれるため読める人が少ない難読漢字です。

身近にあるものなので正しい読み方と意味を憶えておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました