「馬蹄」という言葉はペンダントの形状を表す意味でも使われていますが、本来は何を意味する言葉でどう読めばいいのでしょうか。
今回は、「馬蹄」の正しい読み方と意味について解説します。
「馬蹄」の正しい読み方は「ばてい」と「うまてい」どちら
「馬蹄」という言葉の読み方として「ばてい」と「うまてい」の2つが浮かびます。
「ばてい」と「うまてい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「馬蹄」の正しい読み方は「ばてい」です。
「馬」には「馬術」【ばじゅつ】「名馬」【めいば】など「ば」という読み方と、「馬飼」【うまかい】「仔馬」【こうま】など「うま」という読み方があります。
「蹄」は「蹄鉄」【ていてつ】「装蹄」【そうてい】など「てい」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「ばてい」と「うまてい」になりますが、「馬蹄」の正しい読み方は「ばてい」です。
「馬蹄」の意味
「馬蹄」とは、「馬のひづめ」のことです。
牛や馬などの動物に見られる足先を包むように生える爪を「蹄」【ひづめ】といいます。
蹄は足を地面の衝撃から保護し歩いたり走ったりする時に怪我をしにくい構造になっていますが動物によって形状が異なります。
豚や牛などは先端がV字に分かれていますが馬の蹄は全体が一体化したU字型です。
一般的に「馬蹄」という場合は馬の蹄や蹄に装着する蹄鉄のことを指しますが、馬の蹄によく似たU字の形状を指す「ホースシュー」と同じ意味でも使われています。
「馬蹄」の言葉の使い方や使われ方
・『馬蹄の状態をチェックする』
・『新しい馬蹄に交換する』
・『馬蹄の形をしたペンダント』
まとめ
「馬蹄」の読み方は「ばてい」で「うまてい」は誤りです。
馬の蹄のような形状を表す言葉として広く使われているので覚えておきましょう。